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まずは電車。外房線で千葉から五井へ向かいます。電車内で同席したおばあちゃんに「このでっかい袋は何?」と尋ねられたので「自転車ですよ」とお答えしたところ、その後すっかり話がはずんでしまいました。 |
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五井からは大クラシックな小湊鉄道に乗り換え。でも鉄道ファンには貯まらない存在のようですよ。 |
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輪行バッグの置き場所にはなかなか困るものですが、その心配をよそにあっさりと・・・(笑) |
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予想通りおじいちゃん、おばあちゃんばっかり・・・(爆)。ところが!このあとこんな田舎にとなんの用?と思える清楚な美女が立て続けに私の前と横に座ってくれるではないか!!ウ・ウレシイ・・・・ |
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そんな嬉しい誤算のなか(笑)、35分ほどのどかな田園を走ると目的地の上総鶴舞駅へ到着。もちろん無人駅。 |
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駅でバッグを開けミニヴェロの組み立て開始。この駅は「関東の駅100選」に選ばれ、いまだ大正の開業当時の面影を残します。 |
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駅周辺をまずはウロウロしてみます。するとあぜ道の先に関東108地蔵霊場光明寺がありました。 |
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田園の中にある小湊鉄道の線路。踏み切りも1時間に1回くらいしか締まりません。 |
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山並みを緩やかな坂を登って高台にある鶴舞の町を目指します。 |
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途中のトンネルは短いけれど人通りもなくちょっと恐い。 |
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トンネルを過ぎると房総の低い山並みが見えてきました。 |
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登りきったところに鶴舞神社があり、そこには「伏谷如水・清水次郎長の碑」というのがありました。次郎長も清水ばっかりではないんですね。 |
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県道を左に折れ、途中の杉木立を進むと禅宗の竜渓寺が見えてきました。禅寺らしい質素なたたずまいが好感が持てます。 |
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わき道に行くと突然の山道。ちょっと進んでみましたが今朝までの雨でかなりぬかるんでいたのでUターン。 |
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県道を引き返し昔ながらの商店街をぬけた突き当りが鶴舞公園。そこにたたずむこの地の総鎮守、日枝神社。 |
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ちょこちょこ周っているともう1時。しかし食事が出来るようなところもないし、コンビニなどないし・・と思っていたら今にも崩れかけそうな家に「中華そば 小川や」の暖簾が・・。
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メニューも定価表と書かれたクラシックさ(笑) |
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作っているおばあさんと、地元のお客さんの会話。
「ばあちゃん、こないだ死にかけたってなぁ」
「そうよ、脳溢血で10日もあの世の境にいたんだがな」
「よく帰って来れたなぁ、地獄から戻ってきた人のラーメンなんてなかなか食えんぞ」
そしてこれが三途の川ラーメンだ!(爆) |
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すっかりありがたい気持ちになり(笑)、今度は山道を使って下界、いや下の平地まで戻ります。 |
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山道の終点に鶴舞藩家老伏谷如水の墓。この土地は城主より家老のが有名なのか?? |
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のどかな田園で記念撮影。今日はジッププルのサイクリングジャージっぽい偽者シャツに短パン、リュック。
正しいミニヴェロ輪行スタイルでしょ?(笑) |
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大多喜街道に戻ると眼下に平蔵川が現れてきます。 |
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渓谷好きの私としては行かなきゃ気がすまない。するとこのときそれまでの曇天がひと時の晴天に。 |
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清らかな流れを保ち、魚もたくさんいそうな感じです。
橋にたたずんでこの風景を愛でているとその横にお客さんが・・
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さて、鶴舞のミニトリップはここで終わり。次の目的地茂原までここからは一気に30キロのツーリング。 |