TOP輪行記録>大福山(養老)林道/梅ヶ瀬渓谷 
千葉は広大な自然があるのですが、あまり本格的な林道がありません。ましたやMTBが喜ぶようなトラックは皆無のようです。そうは言っても一度チャリで山に登ってみたいとはかねがね思い、シングルキャンプのチャンスとともにこれは一丁行ってみるかといろいろ調べて決まったのが大福山です。ほとんど低山の千葉では最高峰に近い標高300m。たいしたことないだろうと高をくくったのが大間違い。これだから初心者はいけません(笑)。
大福山林道を調べてみると千葉一の紅葉の名所、梅ヶ瀬渓谷へ通ずるようなので、今回はこちらのトレッキングもセットです。しかしこれも甘かった・・・

スタート地点は久留里にあるホウリーウッズ。ここにソロテントを張ってから出発です。 周りはのどかな田園地帯。
いったん久留里の街中を抜けます。ここは街道筋で城下町として最も栄えた場所。そして酒造りでも著名な名水の地。 32号線を東に向かうと久留里城の入り口に差しかかります。久留里城主はあの南総里見八犬伝で有名な里見氏。
1番目のトンネル。このあたりで長ーい上り坂の連続で、ミニベロにはかなり辛くなってきました。 ところどころにある民家はご覧の通りの里山の風景。いい休憩ポイントです。
2番目のトンネル直前。こういう坂は勘弁して欲しい(笑) 何とかたどり着いた大福山の入り口。しかしその道を見て唖然。
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ミニベロには絶対無理な傾斜です(^^;
1.5kmしか走っていないのに心臓が飛び出そうです。だいたいこの距離でもう中腹とは・・・
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ただし、この景色にはだいぶ心休まりました。
林道といっても充分な道幅の舗装路です。車のすれ違いも全く問題ありません。
入り口から3km過ぎで、もうペット2本消費してしまったのでかなりヤバイと思っていたところ、なんと自動販売機が! さらには民家もちらほら。その軒先には秋や冬を感じさせる果樹が。
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みかんですね。
4.5km地点。最後の難関。自転車を使っている人など皆無で、バイクや自動車がばかばか抜いていきます。(普通そうだよなぁ・・)
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しかし、頂上はもうすぐだ!
頂上にもうちょっと。ここでミニベロ2台で休憩してる老夫婦に遭遇。もちろん上まで車で運び、頂上周辺だけポタしたらしいです。「あんちゃんは下から来たの?そりゃ無謀だねぇ」(爆)
さらにはバイクのあんちゃんが「ガソリン切れそうなんですけど、一番近いスタンド判りますか?」と訊ねてきたり、やたらコミュニケーションのある場所になってました。
右が大福山本線(ちょっと先は未舗装)。左が展望台と梅ヶ瀬渓谷へ通じています。
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この周辺の地図です。
さすが山頂付近は素晴らしい眺めです。だいぶ紅葉が来ていますね。
展望台休憩所。や、やっとたどりつけました。
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展望台から見た房総の山々。
ここでミニベロを一旦降車。後は梅ヶ瀬渓谷へ降りていきます。ということはここまでやっと自転車で登って、今度はすぐ歩きで降りるということか・・(笑)。
梅ヶ瀬渓谷入り口。
これですから自転車では無理です。
こういう道なら走りたいところですが・・。
やはり無理ですね(笑)
下りですけど相当きつく、結構お歳を召したハイカーの方などお見受けしますが大丈夫でしょうか・・。
お、所々に紅葉の香りが・・
渓谷に迫ってくると急にガレてきました。
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が、このあたりの頭の上はこの通り。
このあたりで水の流れがあり、ほぼ渓谷にたどり着いたようです。
養老渓谷へ向かう道と、
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旧日高邸に向かう道の分岐点。
そしてここが梅ヶ瀬渓谷ということになります。
旧日高邸へ向かう途中にはこんな竹林が・・。これは今年の台風でこうなったのでしょう。






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